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▼太郎熊・二郎熊 紙芝居

太郎熊・二郎熊 紙芝居/
ただいま、テレビ設置しておらなんで、
なぜか、子供たちが、紙芝居をやっている。
なかなか、良い風景である。

紙芝居は、俺がガキの頃のものだ。
もう、35年くらい前?のもの?昭和49年とある。

長野の実家から、何を思ったのか数年前に送られてきたのだが。

熊の話である。

俺は、小さな頃から、熊に異常な愛着と、異常な恐怖感を持っていて、
熊を獲る猟師になれたら、それはきっとすごい生き方であるのだと思っていて、
実際、そんな考えが働いて、今、マタギをしている。

山や熊は、愛すべき存在であり、守るべきものである・・・。
が、時々獲らしてもらうのだが・・矛盾かなぁ〜。


で、家で娘が、紙芝居屋さんになって上映?するのである。
仙人志向は、熊の話になると涙を拭き拭き、晩酌を致すのである。

なんとも、熊と向き合う爺さんが愛おしく、兄を思う弟熊が愛おしく・・・
ああ〜
たまらんなぁ〜

テレビのない生活に、豊かで深いツールがあるなんて幸せだ。


昭和49年に、2,200円の紙芝居。
親はよくも、これを買い与え、今に伝えてくれたものだと感謝するばかりだ。

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