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▼朝日権現信仰

朝日権現信仰/
 和銅年間(708〜14年)信越地方より、山形県内陸部に多くの移住があり先進的な農業技術と共に大沼浮島周辺に見られる神仏混合の山林宗教が入ってきました。同時代、朝日山箕輪に極楽寺を建て柴灯を焚いて神仏に祈願しています。14年後に鳥原山(十谷ケ原)に二之宿を設け、持統10年(756年)には朝日権現堂を再興しています。その外に八幡社・大黒堂、白滝には弁財天を建立しています。造営と維持には多大の労力と経費が用いられ、それを支える行者や修験者等の人数は極めて多かったことを示しています。

お話 : 西澤信雄さん (朝日鉱泉ナチュラリストの家代表)
※写真/佐竹伸一氏
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