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▼フライ 毛鉤 出会い

フライ 毛鉤 出会い/
山形に来てからフライフィッシングというやつの弟子ができた。
もう、彼に指南してから10回以上春を迎えたはずだ。

私が、そんな西洋毛鉤釣りと出会ったのは、35年前の小学校2年生の頃だ。
生まれ故郷は、信州の千曲川の源流の村であった。
当時から、そこは渓流釣りで有名であり、フライフィッシングには恵まれたフィールドであったのだろう、そのころから日本でも盛んになってくるフライの草分け的な人々がよく訪れていたのだ。
 沢田賢一郎氏 田淵義男氏 岩井敬一郎氏などなどフライの指南の本を上梓されている方々などである。

 地元よろず屋で購入した安竿に、自宅の鶏羽やキジの剣羽などで自作したおんぼろ毛鉤で、結構 岩魚など釣っていたものだ。
 小学校二年生にしてはなかなかの腕前だったと思うが、今思えば相当に魚影が濃かったのかもしれない。

 初めてフライを見たのもその頃だった。当時、あのように色のついた見える糸を振り回して魚が釣れるものだろうか?と思っていた。
 ある時、そんな釣りをするかっこいいいかにも本に出てくるみたいな大人から声をかけられた。
「君、どんなフライ使ってるの?見せてよ。・・・・・
・・・あ〜 ウェットだね。ティペットはどんな?」
「う う うえっと????」
 おー 日本人が英語喋ってると思いましたね。
そして、その色のついた糸を繰り出し、遠いプールの先の岩魚を釣って見せたのだ。
たまげましたね。 その色つきの糸にリーダー ティペットが付いているなんて知らなかったから。

てなわけで、衝撃を受けたくまっち少年は、爺さんに泣きついて、村では一番でっかい大新金物店に道具を買いに行ったという訳ですなぁ
            
で、このところ老眼あり 集中力落ちで 毛鉤巻くのが大変だし
毛鉤は派手で目立つほうがいい ってなわけで〜

関係ないとつまんない話でした。  つづく!!??
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