▼東京出張という心地よい響き。その22010/02/19 20:55 (C) 珈琲豆屋です!
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乗っているバスは東北急行バスといって、名前はレインボー号という素晴らしいものだ。
東武鉄道系だからだと思うが、途中下道になり、岩槻、新越谷、北千住あたりを細かく回る。時間稼ぎの意味もあるのだろう。
上野に着いたのが5時20分。東京も雪が降った日でこれがまた寒い。パターンだと燕湯で朝風呂なのだが、寒すぎて風呂に入った後どうみても風邪をひく勘定だ。
しょうがないので上野松坂屋を過ぎたところにあるサウナに潜り込む。
早朝サービス1000円延長しても10時まで2000円だ。
体を洗い湯船に浸かる。狭い場所にいた体の疲れが至るところから現れる。
サウナにいくと先客が1人だけいて、声をかけられる。
「私群馬から来てるんですが、どちらからですか?」
「山形です。」
「電気工事かなんかのかたですか?」
この人はなぜか私を電気工事の人と見破ったらしい。
「いや、珈琲屋をやってまして。」
「えっ、電気工事の方じゃないんですかあー。私はてっきり、、、」
「急に出てきてアパートも借りられないんで、ここはいいですよ。2000円で午後4時までいられるんです。」
そうか10時じゃなくそんなに居られるのか。
「居酒屋に勤めてるんですが、昨日の夜は雪が降って散々でしたよ。」
そりゃ、そうでしょう。
「じゃ、またどこかで、私綿貫と申します。」
綿貫さんが居なくなって、サウナの中はしんとした。