▼◆立春朝搾り2010◆平成二十二年庚寅二月四日2010/02/06 14:01 (C) まるはち酒店
▼長い一日先日はありがとうございました。
まだ夜も明け切らない時間から車を飛ばし、瓶詰め、ラベル貼り等々ほんとうにお疲れ様でした。 立春朝搾りにかける関係者のみなさまの情熱があのお酒の味をを一層引き立てているのではないでしょうか、2月4日の夜に朝搾りを飲むことで完結するドラマだとおもいます。 今年も気心の知れた皆さんと一緒にこのお酒を味わえたことは本当に幸せな時間でした。 それにしても狙っても撮れない様なベストショットですね〜。 2010/02/06 15:13:そばきり八寸
▼先日はご馳走さまでしたぁ。一足早い春を楽しめた一夜を演出して頂きまして感謝申し上げます。
タラの芽、フキノトウの天婦羅、そして地鶏のスキヤキ、美味しかったですよ。 それと皆さん絶賛されていた豆腐の味噌漬け熟成バージョン、当に珍味でしたねぇ。 お蔭でフレッシュな朝搾りがことのほか進んだようです。 リクエストに応えて即興で出して頂いた〆の「温か蕎麦切り」も美味しく頂きました。 温めた浸け汁は柚子の香りが立って良いですね。 江戸の昔にタイムスリップして二本差しの侍の気分で味わいましたよ。 酒蛍とは小生が勝手に名付けたんですが偶然が生んだ素適な光景でした。♪ 2010/02/06 17:29:酒屋おやじ
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立春の日の朝に合わせて搾る酒がある。
飲み手への想いを込めて自らラベルを手貼りする入魂の酒である。
たかが酒なれども酒屋の心意気がぎっしりと詰った酒なのである。
2月4日、この日を特別な日と位置づけて「酒屋の原点に立ち返る」大切な一日。
この酒で春の息吹を伝えたいと願い‘ありがとう’の一言がこんなにも心に響くのは何故だろう。
‘朝早くからご苦労様なぁ’、‘今晩楽しみだごどぉ’こんな声を掛けられて嬉しくない筈はない。
この酒を待ってくれている人がいるという実感と最後の一本まで無事にお渡ししなくてはという責任感が交差する時。
そしてご予約頂いた皆さまへの感謝の思い。
「千代寿立春朝搾り」やはりこれは年に一度の特別な酒なのだ。
さて無事に全てを終えた立春の夜、この酒を囲んでの宴が開かれた。
春を感じる心尽くしの美味しい料理を頂きながら時を忘れて皆の会話が弾んでいる。
テーブルに飾られた啓翁桜の花弁を盃に浮かべて目を細める酒仙の姿の粋な事。
安堵感に満たされ、搾りたての美酒を味わってホロ酔い加減でふと目に留まったのがこの画像。
酒瓶の後から差し込んだ光がラベルの裏から今年の立春の文字を浮かび上がらせていた。
蛍火のように灯ったその光景が何とも美しく神秘的にさえ思えて。
それと二と庚と寅の文字の後ろに桃色でさり気なく刷り込まれた‘大吉’の二文字が嬉しくて。
偶然が作り上げた光の嬉しい悪戯に一人見惚れた幸せな時間。
きっとこれは酒の神である松尾様からのご褒美に違いない。(^^♪
“ 立 春 に 華 を 添 え た り 酒 蛍 ”