▼原信夫と#&♭を想う。2009/03/10 21:35 (C) 珈琲豆屋です!
▼はじめまして。「今年の夏でシャープが解散することに」 とのショッキングな書き出しに思わず初書き込みです。 数原晋さんとは、子どもの高校の定期演奏会に ゲストとしてご出演いただいたことがご縁で、 年に何度か連絡を取らせていただき、 お世話になっております。 また、大山日出男氏、片岡雄三氏の演奏は、 数年前に地元の中学で演奏を聞かせていただく機会がありました。 「原信夫と#&♭」の生演奏を聞きたい!!と思っていたところ、 一昨年の冬に、鶴岡で「原信夫と#&♭」の演奏会をするかも知れない。 と、数原さんからご連絡をいただき、 楽しみに待っていたところだったのですが、 残念ながら実現しなかったということがありました。 それからず〜っと、 いつか「原信夫と#&♭」の演奏を生で聴きたい! と、思っていたのですが・・・・ ど〜も、その願いは叶わなくなってしまいそうなんですね。。。 なんとも悲しいです。 2009/03/11 14:48:鶴岡の山菜屋@遠藤:URL
▼6月20日新潟ですよ!鶴岡の山菜屋さん、書込ありがとうございます。 新潟市民芸術文化会館、とのことです。是非最後の雄姿を! 私が初めて#&♭を聞いたのは、25年ぐらい前の新宿ピットイン昼の部です。そのころのピットインは土曜日か日曜日の昼はフルバンドが演奏していて、ニューハード、ニューブリード、東京ユニオン、ゲイスターズなどが覇を競っていました。 その後米沢には15年ぐらい前に民音で呼んだことがありました。終わってから今は亡きジャズ喫茶『マイルス』にts唐木洋介さん、tpマイク・プライスさん他10人ぐらいが来てくださいました。ジャムセッションになって、ご一緒に吹かせていただいたのも懐かしい思い出です。 一枚コロンビア盤のガーシュインがありましたが、これはジャケットのみで、残念ながら中身がありません。 この66年のクレジットにはtpが森川、福島のほかに現在ブルーコーツの篠原さん、そして村田博さんとは村田浩さんのことなのでしょうか。 2009/03/11 17:48:mameichi
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
今年の夏でシャープが解散することになりました。日本のフルバンドでも最高峰といってもいいでしょう。長い歴史のあるバンドで、解散コンサートが開かれるのはめったにないことだと思います。
私の持っているレコードで見砂直照と東京キューバン・ボーイズ解散記念コンサートの実況録音があります。場所は新宿厚生年金会館、その中に#&♭がゲストで出ており、リーダーの原さんはこんなことを話していたと思います。
「いやぁ、見砂さん、よかったですねぇー。いや、やめるのがよかったというのではなく、世界でもバンドリーダーの末路というものは大概悲惨なものですよね。でも見砂さんはこうやってファイナルを迎えることができた。これはすばらしいことだと思うのです。ー」
まあ、大体こんなことを話されていたと思います。
このコンサートのときから、多分原さんは今日のことを考えていたのではなかったかと思うのです。ギタリストの息子さんもいらっしゃるので、継続も可能であったと思いますが、やはり美学優先という感じがします。
ノーチェ・クバーナ、ブルー・スカイ、ニュー・ハードなんかは本人がいなくとも継続していますし。
そして、原さんは最後にベストのバンドにするべく、今までやってきた人と往年のメンバーとの交換をしました。この辺が原さんの凄いところで、通常の人は今まで頑張ってきたんだから、なんて甘っちょろいことになるのですが。
原さんが言うように、アメリカの偉大なバンドリーダー、たとえばライオネル・ハンプトン、ウディ・ハーマンなどは80歳を超えてなおバンドを維持し続けていましたが、本人の具合が悪くなったとき、スイング・ジャーナルに金がなくて困っているので寄付金を募っております、などという告知が掲載されるのです。
そういう意味では、原信夫はプロだなぁ、と徹子の部屋のインタビューを見ながら思いました。
写真は店にセットしたレコードの数々です。#&♭はあったかなぁーー?