▼2月14日(土) 大阪府知事2009/02/14 14:31 (C) 向井の”つれづれなるままに”
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Hさんありがとう。
10年連続で赤字予算を組んできた大阪府の一般会計当初予算案が、
2009年度に黒字となる見通しになったようです。
年度末に数百億円の余剰金が生じるそうで、
就任2年目で、11年ぶりに赤字脱却を果たすようです。
橋下知事は、08年度予算の編成で、
職員給与を都道府県最低水準まで引き下げたほか、
私学助成や市町村補助金を削減などで、1100億円の収支を改善したそうです。
太田房江前大阪府知事時代には、
8年間で1兆円の借金を5兆円にまでふくらませましたが、
ようやくここで歯止めをかけたというところでしょう。
なかなか頑張ってますね。
好きそうになれないタイプの人だけど、
仕事の成果を出すという意味では頑張っていると評価できるのではないでしょうか。
その点、斉藤前山形県知事の場合、成果も出していたのに落選してしまいました。
反省点として「十分な説明が無かったかもしれない」として自分が悪かったと言ってます。
彼は就任直後から記者会見を原則毎日続け、最後の記者会見が通算372回目だったようです。
県の情報開示度も前知事からするとかなり上がったのです。
橋下大阪府知事と違って、はったりを利かすというようなこともなかったですね。
真面目な性格、山形人としての特性かもしれませんがそのへんがアピール不足につながったんでしょうね。
田中前長野県知事が無駄を切り詰め、黒字化を達成し、
国からの補助金を返却するという離れ業をやりましたが、
ご存知のとうり、選挙で敗北してしまいました。
彼が無駄と切り捨てた部分で飯を食っていた人もいたわけで、
その人たちの反感がすごかったようです。
斉藤前知事も県職労などと対立しましたから、
選挙では労組関係者がそうとう気合を入れて選挙運動していました。
誰に対しても良い政治というわけには行かないのが現実です。
しかし、知事という役割を果たそうとすればするほど、
反感を受けるということはしょうがないかと思うのです。
県民が味方についてあげなければ、いくら彼が頑張っても利害関係者の必死さには負けますよね。
知事選後、彼は泣き言を言うことなく愚痴をこぼすことなく、じっと耐えているように見えました。
きっと捲土重来を期しているのに違いないと私は確信しています。
だから今、泣き言を言わないでじっと耐えているのではと思うのです。
四年後の彼の再起を期待します(^^)v