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▼「木造駅舎『絆』展」 その時歴史が動いた

「木造駅舎『絆』展」 その時歴史が動いた/

 さて前回まで「ここがポイント」と題して、西大塚駅と羽前成田駅の見所を紹介して来ました。今回の展示のねらいは、両駅での活動が人と人との絆によって支えられ、協力し合って進められてきた歴史を整理しておくことにあります。

 

 歴史を振り返る時、そこにはターニングポイントともいえる出来事があるものです。両駅でのターニングポイントとして考えられるものが、上の写真にあります。西大塚駅では2010年(平成22年)の年末大掃除の事業案内です。長井まちづくりNPOセンター(当時)が、置賜まちづくり学校として主催したもので、西大塚駅を木造駅舎の聖地にしよう」とあるのが、印象的です。なおその一年前に米屋こうじさんが西大塚駅で写真展を行っていました。

  → 駅に集う人々(西大塚駅 その1):おらだの会

 

 羽前成田駅では1996年(平成8年)4月のおらだの会の会報です。成田駅協力会を支え、駅前広場の礎を作ってくれた「成田駅前生き生きボランティア」の皆さんは、平成7年、「もみじ広場」の造成を機に引退。その後を「おらだの会」に託したのでした。最初の会報には、おらだの会の原点が記されています。鉄道アイドル伊藤桃さんがインスタグラムで、「この駅の好きなところは地元の方々、おらだの会の皆様が駅舎を『人が集まる場所』として大切にしているところ」と紹介してくれていますが、その基本は発足以来変わっていないのかもしれません。

  → (32)平成8年 おらだの会発足:おらだの会

  → フラワーの想い出帳 (その6 「最後まで幸せな気持ちに」):おらだの会

 

 


2025/06/22 06:06 (C) おらだの会3
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