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▼長井市体育指導委員会の紹介

山形県の南部に位置する人口3万の長井市は、朝日連峰、飯豊連峰の緑豊かな山系に囲まれ、市内を流れる山形県の母なる最上川では、江戸時代に船運で上方との文化交流が盛んに行われました。
「四季均等のまち」と言われるほど、自然環境にもめぐまれ、花のまち長井として、春は樹齢1,200年の久保桜、千本桜など多数の桜をはじめとする桜回廊や、3,000株余りの白つつじ、初夏には500種100万本のあやめが咲き誇り、秋には萩の花が市民を楽しませます。また、2004年に公開された映画『スウィングガールズ』では、第3セクターのフラワー長井線が登場し、現在も全国からローカル線と花を楽しむ観光客が多数訪れています。

長井市の体育指導委員は市内6地区の公民館推薦と、教育委員会・体育指導委員会推薦とで構成され、男性12名 女性8名の20名となっています。企画部・事業部の2部体制で、広報誌の作成から大会や各種事業の企画・運営までを全員がかかわるように、役割分担を部内でローテーションしています。
全国白つつじマラソン大会をはじめ、山形県縦断駅伝大会、長井フルマラソンなどの各種競技大会への協力、グラウンドゴルフ大会・ソフトバレーボール大会、インデイアカ大会などの主催事業や、各種スポーツ教室、各地区公民館の運動会などの体育事業を担当しています。
また、小学生の土曜休日を学習や運動などで過ごさせる土曜ランド、水曜日の午後に行われるやんちゃ広場といった、長井市独自の企画事業のスポーツ部門担当など積極的な取り組みを行っています。
土曜ランドは、市内各小中学校の生徒が、市内6地域で開催される土曜ランドメニュー中から自分の参加したい地域のメニューに申し込むといった事業で、地域の枠を越えて、日頃顔をあわせることの無い学校の生徒と一緒に、学習や、スポーツ、文化伝承などを行うものです。スポーツメニューの場合は、担当地域の体指の企画したウォークラリーやドッジボール、キンボール、グラウンドゴルフなどを行い、普段の生活の場と違った地域での文化行事、スポーツで、他校の生徒と一緒になって交流する機会をつくっています。
やんちゃ広場は、子どもに関係する団体や体指が学校に出向いて、午前授業の日の午後時間を受け持ち、スポーツや多彩な学習を行うもので、平日の午後ということで、共働きの家庭にとっては、子どもが安心して遊び、学べる場所として参加者が増えております。

このように、地域と体指のかかわりが増えてきている現状を踏まえ、人口呼吸やAEDの使用方法を学ぶ普通救命講習の受講も体指研修会の一環として取り入れています。
また、教育事務所の先生を講師に、体育指導委員のあり方、地域における体指の係わりなど資質向上に向けての研修会開催や、長井市の体指広報誌「げんき」での、ニュースポーツ紹介やメタボ対策などの広報活動も行っています。総合体育館入り口には、スポーツ愛好者に、より多くのニュースポーツを知ってもらうために、体指機関紙「みんなのスポーツ」を常備しており、ニュースポーツの普及拡大もはかっています。
「みんなのスポーツ」掲載記事

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