▼10年越の大獅子の仕上げ2022/07/07 06:46 (C) 獅子宿燻亭10
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調べてみると2012年11月に太いモマダ材を入手した事をきっかけに大獅子の制作を始めた。
あれから、ちょうど10年が過ぎ昨日、塗りの仕上げ完了を決意した。
8月1日から道の駅での獅子頭展示にデビューの予定である。
奥行き70cmの大きさで頭部と顎を分割しても相当重く、塗りの際位置を変えるので筋トレ
を兼ねている様な作業である。
両耳と額のコブは、既に仕上げているが仕上げ後にヒビが入っている。
モマダ材は稀に、こういう現象が起こる。材の乾燥不足だろう。
塗りは黒獅子仕様だが、以前から構想を練っていた白檀塗りを試してみたい。
黒の上塗りに銀箔をマダラに貼り、飴色のクリアーを塗り重ねる技法で、宮内の熊野神社の初代
の獅子頭に見られる技法である。