ヤマガタンver9 > §12 親の気持ちの伝え方

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▼§12 親の気持ちの伝え方

私たち親は、子どもに対して 「○○しなさい。」と命令口調で子どもの行動を変えようとしがちです。
しかし、子どもが大きくなるとなかなか言うことを聞かなくなってきます。

 高校生の順子ちゃん(仮名)の家庭は一人っ子であるということもあって、遅く帰って来ると両親は心配でたまりません。
門限を少しでも過ぎると両親で怒ってしまいます。そのたびにお互いイヤな思いをします。
ある日順子ちゃん(仮名)が
「我が家の両親は厳しくて怒ってばかり、早く高校を卒業して家を出たい。」
と友人に話しているのが聞こえてきました。
『私はそんなにうるさい親なのだろうか。確かに早く帰って来いとは言うけれど、
わたしにとってはかけがいのない子どもで可愛くてしょうがないのに。
どうしてわたしの気持ちが伝わらないのだろう。』
そんな思いで順子ちゃん(仮名)のお父さんお母さんは、親業の勉強を始めました。
「わたしメッセージ」で順子ちゃん(仮名)に伝えるようになって少し経つた頃、
順子ちゃん(仮名)が友人からの誘いを
「私は一人っ子だから両親はわたしが遅くなると心配でしょうがないみたいで、あまり心配させたくないからダメなの」
と誘いをことわっているのを聞き、気持ちをわかってもらったと嬉しかったそうです。
今までも同じ気持ちでいたのに、言い方一つでこんなにも違うのかとびっくりした、と話してくれました。

 私たち親は、子どもが可愛いから毎日一生懸命子育てをしています。
何か子どもに問題が起こると、こんなに一生懸命関わったのにどうしてわかってもらえないのかと思うこともあると思います。
でもそれは決して間違っていたわけではなく
同じ一生懸命でも親の気持ちが伝わらなかっただけだったのです。
「わたしメッセージ」で親がイヤだと思っていることを伝え、
子どもが困って悩んでいることを聞く(白いボールは白いまま返す)ことは、
人間関係を水平な形でお互いを大切にして関わり合っていることになります。
それによりいい関係が生まれてきます。
あなたも大切、わたしも大切である人間関係は、お互いの人格を大切にすることです。
あなたと私の間に水平に架け橋のかかっている状態であれば、
架け橋をつかい躾をしたり、
自分の価値観を伝えることは出来るのではないでしょうか。

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