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▼総選挙

総選挙が終わりました。施設に入所している方達にも希望のある人には投票権を行使できるように毎回施設で投票できるよう準備をしますが、これが結構大変です。準備をしていただいた職員の皆さまご苦労様でした。何歳になっても認知症になっても投票権を行使したい人には行使できるようにサポートしてあげる制度がある。なんて良い国だろうと思います。
今回の総選挙で特にいいなと思った事がありました。自民党が大勝したことではありません。今までいかにマスコミが偏向報道していたかという事が今回ほど明らかになったことはないという事です。そして、日本国民はみんながそれほど馬鹿じゃないという事をマスコミが強烈に認識するいい機会になったと思います。普段インターネットを見ていない方たちは何を言っているのか全く分からないと思います。それはそうです。新聞では朝日新聞、毎日新聞、テレビではTBS、テレビ朝日、そしてNHKまでもが反安倍政権一辺倒の報道でした。いかにも国民の大多数が反安倍政権、反自民党であるかのように連日報道する。挙句の果てには自民党が悪であるかのような印象報道をしていました。
昨年の都知事選挙の時に安倍首相が秋葉原で街頭演説をしましたが、聴衆から「安倍帰れコール。」が起ったのをテレビは一斉に報道しました。しかし、あれば演説を聞きに来ていた一部の人たちが意図的に騒いだもので、それをテレビカメラでその人たちばかりを映して、いかにも大多数の人たちがコールしたような映像を流していました。これは彼らマスコミが最も得意とする偏向報道です。ごく一部の事をそれが大多数の事のように報道する。「帰れコール」は、公職選挙法の選挙妨害行為に当たり、犯罪です。マスコミは犯罪行為を指摘すべきなのにどこもそのことには触れなかった。これでは犯罪に加担しているのと同じです。マスコミは確信犯なのです。
以前の院長私見にも書きましたが、医療報道に関しても昔から憶測に基づいたでたらめな報道をマスコミはしています。いつも医療側を悪者にして個人攻撃をする。された個人の一生はめちゃめちゃになる。こんなことを許しておいていいのだろうかと思っていました。
医療報道に限らずあらゆる分野において平気でうそや憶測に基づいた記事を垂れ流しているのだろうということが明らかになった今回の総選挙だと思います。そのことが象徴的にあからさまになったのが、総選挙最後の演説になる秋葉原での安倍首相の演説でした。その時秋葉原には何万人かの聴衆が広場を埋め尽くさんばかりに集まっていました。多くの人が日の丸の小旗を振っていました。その時、例によって左翼集団だと思いますが、「安倍帰れ、安倍辞めろコール」を始めました。しかし、周りの多くの聴衆から「止めろー。」「選挙妨害だ。」という声が上がり、「安倍辞めろコール。」はなくなりました。その時、その左翼集団にコールが始まる前から張り付いていたのが、TBSのカメラクルーでした。
彼らは日の丸の小旗を振る人には目もくれず、左翼集団ばかり撮影していました。すると彼らに対しても「また、偏向報道するのか。」「日の丸の小旗は放送しないのだろう。」「TBSかえれ。」とTBS帰れコールの大合唱が起こりました。NHKやめろコールまで起っていました。
これはインターネットのYou Tube での動画にたくさん出ていました。しかし、どの放送局も日の丸の小旗を振り、安倍首相を応援している人達を映しませんでした。これは偏向報道以外の何物でもありません。日本の放送局は寡占企業でいくつかのキー局が日本の放送電波を牛耳っている。これがやりたい放題の元凶です。そのせいでものすごい利益を生み、それがおごりとなって自分たちは何をしてもいいという気持ちになっているのでしょう。または、反日組織に上層部が牛耳られているか、乗っ取られているかのどちらかでしょう。
彼らは、今までもいつも後からうわべだけの反省の言葉を述べるが、全くその姿勢は変わっていない。むしろ、自分たちの思う方向へ日本国民を導いていけると誤った考えが支配し始めているのでしょう。国はこれを本気になって正さないといけないと思います。これこそが国難だと思います。
もう一つ、自民党候補の演説を高校生が多く聞きに来ていたというのも明るい材料です。テレビばかりを盲目的に信じている中高年と違って、インターネット世代の彼らは、異なる意見を知る機会を持っています。次世代を担う彼らにはぜひとも一方的な意見に流されずに、正しい判断ができる人間になってほしいと思います。
国会議員は年に、いろいろな報酬で1億4千万円から1億7千万円の収入があるらしいです。事務所経費や秘書の給与、活動費のためらしいが、100人以上の職員に働いてもらっている組織の理事長からすれば、この額はどう見ても多すぎます。今回の総選挙では民進党の離合集散にあきれ果てている国民が多い事も如実に示したと思います。高額な報酬にしがみつく守銭奴議員のなんと多い事よと、このことに対しては暗澹たる気持ちになりました。

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