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▼「わたしメッセージ」で正しく伝えよう


子どもが家に友達をつれてきて、鬼ごっこをはじめて困っているとします。
このようなときには、まず私を主語にして話してみましょう。
「みんなが部屋の中で走り回ると、落ち着いて本が読めなくて、お母さんが困る」などと、
自分がなぜ困っているのかを、私を主語にした文で話しかけます。
このとき
子どもの行動 走り回ること
親にどう影響して 落ち着いて本が読めない
親の感情がこうなる 困る
3つの要素を入れると、子どもも理解しやすくなることをしっておいて。

子どもは「ダメ」と言われただけでは、どうしたらいいのかわかりませんが、
「私を」主語にして話してもらうと
「お母さんは落ち着いて本が読めなくて困っているんだな」とわかり
親の気持ちを理解したり、
「お母さんの気持ちを考えて外で遊ぼう」、と自分で状況判断したり
鬼ごっこを辞めたり
解決策を考える事ができます


親が子どもに命令、提案、脅迫等をしていると、
親の言うことに従うよい子になるかもしれません。
しかし、いつも親から指示されないと何もできない、「指示待ち症候群になってしまう可能性もある。
命令ばかりでは、子どもの「自分で考え、判断し、責任を持って行動する力」が育ちにくい。
だからこそ、「私は〜」のメッセージで、まず親の子持ちを伝え、あとの判断は
子どもに任せる機会を作る必要があると思います。
困っている親をみて、子どもが「じゃ、こうしよう」と考え、行動できるような
言葉かけを意識してほしいと思います。
またこれは思いやりができる子どもになります。

そして、子どもが自分から行動をしはじめたら
「助かった」「ありがとう」「うれしいな」等親子の気持ちを積極的に伝えましょう。 ※ 偉いね はNGです
あ、今日はご飯をおかわりしたな、よかったおいしいと思ったんだね、そう感じても
やっぱり「ママ、今日のご飯おいしいね」と言われると私たちもうれしいですよね
人に喜んでもらう経験は、自分の存在を認められたと感じるもの。
自然にやる気が生まれ、子どもの心を豊かに大きく育てることにつながります。

大人でも同じですよ。
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