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▼大学生がレインボー野菜のミニ販売にトライしました


 去る8月22日に、大学生が市内でレインボー野菜のミニ直売活動を体験しました。この活動は、県内の大学が共同で開講する「美しい山形を活用した社会人力育成山形講座」の授業のひとつとして実施されたもので、地域を体験的に学習しコミュニケーション能力など社会人として必要な力を育成することを目的としています。
8月20〜22日の日程で開講された長井市でのフィールドワークには、県内3つの大学から9名の学生が参加。1日目は、市民が生ごみを集積所へ出す様子やコンポストセンターで堆肥を作る過程を見学したり、スーパーマーケットで現代の食の現状を学んだりしました。2日目はレインボープラン市民農場で、レインボープラン堆肥の畑への散布、畑の除草、秋野菜の植え付けなどの農作業を体験しました。
そして3日目は、レインボープラン堆肥を使って育てられた野菜を市民に届ける「レインボー野菜ミニ直売」体験。長井まちづくりNPOセンターが運営する交流拠点「お茶の間あしぇる」(大町)の店先をお借りして、半日限りのミニ直売を開きました。
野菜の販売というはじめての体験に最初は戸惑っていた学生たちも、野菜が売れ、お客さんと言葉を交わすうちに徐々に表情も活気づき、自作のプラカードを手に店頭で呼び込みをする者、野菜を抱えて近隣の民家へ行商にいく者など、思い思いに売るための工夫をこらしていました。
学生たちは「売れた!嬉しい!」と目を輝かせながらも、「ものを売るのは大変なこと」、「苦労して作られた野菜なのに、こんなに安いなんて」と販売や生産現場の厳しさを垣間見ることもできたようでした。
自分たちの工夫や努力で野菜を買ってもらい、お客さんから「がんばってね」とあたたかく声をかけてもらったことは、学生たちにとって得がたい体験となったようです。一方で地元住民からは「商店街に若い人たちの姿があるっていいもんだね」との嬉しい声も。ご協力くださった市民の皆さんありがとうございました。

レインボー野菜の販売を体験する学生たち

広報ながい2013年10月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事
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