ヤマガタンver9 > -鶴岡食文化女性リポーター第2弾 岩ノリ物語-

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▼-鶴岡食文化女性リポーター第2弾 岩ノリ物語-

いよいよ、
岩ノリを板ノリに形成する作業を
教えていただきます。

今回、教えてくださる2人の方です。



と、その前に・・・・
入り口に掛けてあった絣の服に興味を示した女性陣。
早速、あれやこれやと着用してみました。
絣のモンペ、機能性も高く意外といけるようです。
流石は作業着。

「春物コレクションin鼠ヶ関」の開催です。
しまむらのチラシ風にポージング(笑)
会場は大爆笑の渦!!



さて、それでは、いよいよ板ノリ作りです。

まず採取した岩ノリを切る作業から始まります。



次に、砂などを取り除くために洗います。
手を使って摘み取った岩ノリではなく
道具を使って採った岩ノリは、細かい不純物が多く、
この作業が大変なんだそうです。
この作業を3回繰り返します。







ここでざるから流れる岩ノリの多いこと!!
勿体無い。勿体無い。
「これは使うことできないのですか?」
と伺うと、
「砂が混ざっているから、ダメダメ。」
と、話すお母さんたち。
せっかく命がけで採取したものなのに、
勿体無いし、少しでもたくさん板ノリができればいいのに。
と、思うのですが、
そこは良い品を作る。
というプロの意識なんでしょうね。
それにしても勿体無かったなぁ。。。。

次に使うのがこの道具。



水にこの枠を浮かべて
紙すきのような感じで岩ノリを広げていきます。
同じ厚さで、薄すぎず厚すぎず。。。
がさつな私には、難しい作業です。






この道具も手作り。
もちろん「簾」もです。

水に浮かせて、簾に岩ノリを広げた時に
程よく沈むように木枠の底に重しが着いています。



出来上がった板ノリは、
水気を切って乾かします。



作業場や外に紐を張って、下げておくそうです。
天候にもよりますが3,4日から1週間ぐらいで出来上がるそうです。
厚さが均一でないと、仕上がったときに表面がまっすぐになりません。



マイ板ノリもゲット。
自分で作った板ノリに名札を付けました。
乾燥ができたら届くそうです。
今から楽しみ!!



おまけに・・・・
こんな、おいしいものもいただいちゃいました!!



生の岩ノリをアルミホイルに乗せてさっと炙ります。
こうばしい香りと磯の香りが際立ってとってもおいしいです。

そして、極めつけはこれ!



佐藤さん、ごっつぉさまでした!!








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